Case Study

導入事例紹介

自治体

堆積された廃棄物や残土の全体像把握を!
効率化するために「くみき」を活用!
従来の計測から作業工数を60%削減!

2020年10月撮影

茨城県県民生活環境部廃棄物規制課

茨城県県民生活環境部廃棄物規制課は、茨城県水戸市を本拠地とする廃棄物の不法投棄対策や廃棄物に関する許可及び指導を行っている自治体です。いち早くドローンでの有効性をみいだし、廃棄物の監視及び指導を全国の自治体に先駆けて活動を行っています。

「くみき」を知ったきっかけと導入しようと思った決め手はなんですか?

令和2年2月に行われた近未来技術社会実装推進事業の取り組みで「ドローン画像による廃棄物等投棄量の計測実証試験」での検証の結果、測量を知らない担当者が手軽に扱える操作性、国産ならではのサポート体制等を考慮し、実際に現場で利用することができる技術と判断した為、令和2年度4月より廃棄物規制課として本格的に業務で活用を行うことを決めました。

「くみき」を導入する前はどのような課題がありましたか?

これまでは堆積された廃棄物や残土の体積や面積を測りたい場合は、都度、測量を委託して行なっていました。しかし測量を委託するにも現場の規模によりコストがかかる事、そして測量結果が出るまでに日数がかかり、その後の資料作成にも膨大な時間を要していました。また委託しない時は測量の知識がない職員が時間をかけてメジャーや目視等で簡易的な測量を行なっていた為、正確な投棄量の把握が行えているかについても課題としてありました。

「くみき」を導入したことでどのように改善することができましたか?

導入以前は大勢の職員に協力してもらい行なっていた簡易測量作業を、今は私たち二人で対応できています。私たちはドローンと「くみき」が導入されてから業務に携わった関係で、以前の方法は考えられません。また、「くみき」は位置合わせ機能が優れており、時期が異なる画像の経過比較も簡単に行えるので、非常に重宝しています。

「くみき」を使ってみての感想や良かった点があれば教えてください。

「くみき」を利用していくにあたり機能の改良を求めた際にも迅速且つ真摯に対応して頂いています。元々「位置補正機能」も測量を知らない担当者がいかにして他時期の位置を簡単に位置合わせできるかが課題としてあり、改良要望をさせて頂いた機能でもあります。ベンチャーならではの素早い対応で今では大変重宝しております。