Case Study

導入事例紹介

建設業

DX人材育成の糸口に!
実践学習がDX推進の壁を破る

株式会社One Teamロボティクス本部 ロボット事業部 部長 田中様にお話しをお伺いしました

株式会社One Team

One Teamは、業務の高度化・省力化を推進する「建設現場支援サービス」を専業として、現場チームの一員となってあらゆる現場業務のサポートを行なう建設生産推進サポート専業会社として 2019年12月に設立された、鹿島建設のグループ会社です。

「くみきトレ」を知ったきっかけは

建設現場でのドローン需要拡大を受け、当社は飛行体制の整備や活用方法の準備を進めてきました。その中で、建設業界のドローン動向を調査するために参加した「ドローンジャーナルカンファレンス2024」で、スカイマティクスの講演を聞き、「くみきトレ」の存在を知ったのがきっかけです。
当時、ドローンを導入するにあたり、取得した点群データの扱いに関する理解不足が課題でした。この知識不足を解消し、ドローン活用の付加価値を高める方法を求めていた中で、くみきトレは非常に魅力的な選択肢でした。

「くみきトレ」を導入した決め手を教えていただけますでしょうか

くみきトレの導入を決めた主な理由は以下の3点です。

1. 点群データの基礎理論から実践的なスキルまで学べるカリキュラム
「基礎編」では、点群データの取り扱いに関する体系的な学習ができ、「応用編」では実践的なデータ編集スキルを習得できる点が決め手となりました。

2. 当社のDX戦略にマッチしたカリキュラム
くみきトレを受講することで得られるメリットが、当社のDX戦略と合致すると判断しました。

3. 人材開発支援助成金が活用可能
「人材開発支援助成金」を活用できることも、導入を後押ししました。

DX推進における「教育」の課題と受講後の変化

当社がDX戦略を進める上で、教育面での課題は主に以下の2つでした。
● DX人材の確保と社内全体のITリテラシーの底上げ
● 企業内学習システムの構築と活用による従業員のスキル向上とエンゲージメント向上

受講後の変化はありましたか?

くみきトレの受講後、ドローンに対する「認識」に大きな変化がありました。
「ただ撮影するだけのツール」という認識から、「業務効率化のための有効なツール」という理解へと変わり、建築分野におけるドローン活用の糸口を掴むことができました。
従業員が新しい技術を学ぶことやITスキルを向上させることは、大きな負担になりがちです。しかし、くみきトレや無料のソフトウェアに実際に触れてみることで、「難しい」という先入観が取り払われ、学習のハードルが下がると感じています。

くみきトレは、どんな方におすすめですか?

くみきトレは、以下のような方におすすめだと思います。
● ドローンに限らず、点群データを扱うすべての方
● 点群の専門性を高めたい方
● 業務で点群データを専門的に扱う方

今後の御社の展望を教えてください

「BIM/CIMの活用、3次元計測、VR・AR・MRの活用、メタバース技術の活用、ロボット・AI技術の活用、最新通信機器の活用、ペーパレス化推進ソフトの採用や取組み」等の最新デジタル技術を建設分野に新たに導入・活用する事により生産性向上、品質向上、安全性向上、及びコストの削減を目指しています。