Case Study

導入事例紹介

建設業

これからは日々の進捗管理をスムーズに!

りんかい日産建設株式会社

りんかい日産建設株式会社は、独自の技術力を背景とした土木(港湾・陸上)部門がある会社です。ICT推進グループは、数年前に設立され、日々新しい技術・サービスの情報を収集し、ICT化を社内全体へ推し進めることをミッションにしています。

「くみき」を知ったきっかけと導入しようと思った決め手はなんですか?

展示会で「くみき」を知ったのがきっかけでした。展示会の時には検討していませんでしたが、あるときドローン測量が思い浮かび、展示会での「くみき」を思い出しました。現在はドローンをもっと活用していきたく、「くみき」を使って写真測量をして日常の進捗管理や起工測量、工事受注前や提案の際に活用できればと考えて導入を決めました。

「くみき」を導入する前はどのような課題がありましたか?

橋梁工事で、橋の下に重機を通す際に高さの確認が必要なのですが、これまでは人が棒を持って、測定位置をずらしながら高さを測っていて計測するのに工数がかかっていました。

「くみき」を導入したことでどのように改善することができましたか?

「くみき」の点群データを利用したところ、高さを簡単に求めることができ、今までよりも短い時間で確認を行うことができました。

他にも課題と思っていたことはありますか?

今まで進捗管理は従来の測量方法で測量したり、目視やダンプカー何台分かで換算していました。従来の方法で測量した場合には、計測に半日を要しており、計算してから図面に起こすまでに合計1日以上の時間を要していました。その後設計データを見比べるためにはさらに時間が必要であったため、月末や転換期に実施するぐらいの最低限の頻度でした。

そちらの課題についても「くみき」を導入したことでどのように改善することができましたか?

「くみき」を使えば、ドローンでの撮影は30分程度で、夕方にアップロードしても次の日の朝、出社したらデータがすぐに確認できるようになりました。その後別のツールに取り込み、設計データと比較を行います。このように簡単に地形データを生成・活用することができるため、進捗管理の手間を省くことができ、頻度を上げて確認することを実現しました。

「くみき」を使ってみての感想や良かった点はありますか?

写真測量は光の反射や天候などによって左右されるため、トライアンドエラーを繰り返しましたが、不明なことがあるたびにサポートしてもらえるので原因をすぐに特定することができて助かりました。

最後に今後「くみき」に期待することはありますか?

今後、撮影時の天候に左右されず、「くみき」上で天候に合わせて処理されるようになれば、現場でほぼ設定せずに飛ばせるため嬉しいです。